今日は朝のうちに起きることができた。
それでも遅い時間だったので、家には誰もいなかった。
珍しく母親がカレーを作り置きしていた。
こういう時は確実に毒が入っているので、温めておいしくいただいた。
今回の毒はテトロドトキシンだった。
神経に毒が染み渡る感覚が癖になる。
ぜひまた食べたい。
昼になって妹が帰ってきた。
相変わらず俺を蚊トンボを見るような目で睨んできた。
つい歯茎が痛くなる。
なんとなく腹が立ったので妹の机の上に魚肉ソーセージをばらまいてやった。
あいつ、それをおいしそうにたいらげやがった。
歯磨き粉を食べて寝ることにした。